Googleペナルティ(インデックス削除)騒動記
一昨日、ASCIIのメルマガで紹介されていた「SEO:Google、ペナルティの仕組みと解除方法について解説」という記事を読んだ。ペナルティには手動(マニュアル)によるものと自動(アルゴリズム)によるものがある、という内容だけど、昨年12月、このブログでGoogleペナルティを経験した。それも、ブログ全体のインデックス削除、という最も重いものだ。現在は再登録されてるが、Googleの通知からペナルティ解除に至る経過を整理しよう。
- 2010年12月08日(Googleから通知)
「Google からのお知らせ: ウェブマスター向けガイドラインの違反について」というメールが届く。仰々しい見出しに戸惑いつつ中身を読むと、「隠しテキストや隠しリンクに該当する不適合が確認された」というもので、不適合箇所の一例が示されていた。続けて、検索結果から最低30日間削除されるので、再登録を希望する場合は不適合箇所を全て修正してから再審査をリクエストするように、と書かれていた。
慌ててにブログをGoogleで検索したが、検索結果からはまだ削除されていなかった。
指摘された箇所は「隠しテキスト」に該当し、昔どこかのサイトで見かけて以来、更新サロン紹介ページで利用していた。しかし、何かで不適切であることを知ってからは利用しなくなっていたものの、過去の記事はそのまま放置していた。今回、それが問題となったようだ。
急いで再審査を申し込むとインデックス削除に間に合うかも、と微かな期待を抱きつつ、夜、記事の修正を始めた。ココログの記事一覧から問題となる記事を選択し、問題の箇所を削除した後再び記事一覧に戻る、という手順で行ったのだが、記事一覧が最初のページに戻ってしまうのでとにかく面倒。サロン紹介はほぼ毎日書いていたので数が多く、とりあえず一ヶ月分だけ修正した。
- 2010年12月09日(記事修正)
まだGoogleの検索結果にブログが表示されていた。
昨日に引き続き記事の修正を行うが、記事一覧を使う方法は面倒なので、記事を修正して保存し、再度その記事を表示してからその前の記事に移動する、という手順を踏むことにした。
これで二ヶ月分くらい修正したところで再び力尽きたので、記事ごと削除することにした。これは記事一覧からまとめて選択して削除するだけなので、かなり作業がはかどった。これが終わると、確認のためブログ全体をダウンロードしてからgrep検索し、隠しテキストが残っている記事を修正していった。
こうしてGoogleから指摘された不適合箇所を削除した後、他の問題がないかチェックすることにした。Googleの「ウェブマスター向けガイドライン」に目を通し、問題となりそうな箇所はないことを確認した。
- 2010年12月10日(再審査リクエスト)
Googleの検索結果にブログが表示されなくなった。ブログのアクセスログを見ると9日のアクセスが半減しているので、この日に削除されたようだ。
再登録のための作業を急ぐ。
再度ブログ全体をダウンロードしてからgrep検索し、最終確認を行った。結局、記事の修正には丸一日以上かかり、ファイル管理機能でダウンロードして作業すればもっと短時間で済んだのではないかと多少後悔する。
こうして不適合箇所の解消作業が終わったので、Googleに再審査をリクエストすることにした。
まず、ウェブマスターツールにログインする。Googleアカウントは2009年に取得していたが、URLは一つも登録していなかった。そこで、ブログのURLを登録することにしたが、サイト管理者であることを確認するための認証が必要になる。ファイルをアップロードする方法を選択し、指定されたファイルをダウンロード後、ココログのコントロールパネルからこのファイルをアップロードした。
認証が終わると、12月07日付けのガイドライン違反メッセージが表示された。これはメールで通知されたものと同じ。
読むとすぐにサイトの再審査をリクエストする。違反内容の詳細と修正点を記載するように、と書いてある。「若さ故の過ち」ならぬ「未熟さ故の過ち」と言うべきもので、変に卑屈にならないよう心がけたつもり。以下がその内容。
「Googleペナルティ インデックス削除」で検索すればもっとうまく書けたのかもしれないが、単純作業に疲れていたのか、この時は検索することを思い付かなかった。上記ブログ内の記事に、背景色と同じ色で記述したテキストを含むものがありました。数ヶ月前にそれが不適正であることがわかり、それ以降はこの隠しテキストを埋め込むことやめました。しかし、以前投稿した記事をそのまま放置していました。
今回のご指摘により、記事から隠しテキストを除去したり、古いものは記事そのものを削除しました。そしてブログを丸ごとダウンロードして検索し、隠しテキストが残っていないことを確認しました。
その結果、御社のガイドラインに適合したサイトになったと思います。
再審査をお願いいたします。
Googleの担当者に理解してもらえることを願いつつ、ログアウトした。
- 2010年12月15日(ペナルティ解除)
インデックス解除まで最低でも30日ということなので、ペナルティ解除は2011年になると考えてたが、Googleの検索結果にブログが表示されて驚いた。後日ネットを検索してみると、インデックスが再登録される場合は大抵2週間以内に行われるらしい。悪質なものではなかったことを理解してもらえたようで良かった。「隠しテキスト」とは言ってもアイドル名など無関係なものではなく内容に関連した単語を列挙したものだった点(隠さずに列挙しても良い内容)、指摘される数ヶ月前から使用をやめていた点が、悪質ではないとの判断に寄与したのかもしれない。
Googleペナルティの顛末は以上だが、ウェブマスターツールにログインすると、再審査リクエストを処理したというメッセージが12月20日付けで届いていた。この時から現在に至るまでインデックスには登録されたままだが、よく理解もせずに裏技的な手段を取るべきではないと思い知らされた。ASCIIの記事に照らすと、今回受けたペナルティはマニュアルによるものと考えられる。これは、連絡を受けたメールアドレスがブログには記載されておらずサロン情報サイトで利用しているものであること、再審査リクエストの5日後に解除されたことからも裏付けられるだろう。そもそもアルゴリズムによる場合は連絡がないようだし。
これまで、「Google八分」と言われる事例や、Googleマップやストリートビューでの個人情報軽視とも思える姿勢から、正直言ってGoogleにはあまり良いイメージを持っていなかった。ところが今回の騒動で、丸一日以上費やす羽目になったにもかかわらず、かえってGoogleに対する印象が良いものとなった。単に担当者に恵まれただけかもしれないが、メールアドレスを突き止めて通知してくれた上、迅速に処理してもらった。特に通知がありがたく、この通知なしにインデックス削除されてれば、隠しテキストにはすぐに思い至っただろうが、他の原因も探らなければならなかっただろう。Googleの担当者に感謝すると共に、なかなか得がたい経験をさせてもらったと思っている。ただ、Googleによる検索の寡占化は大問題だけどね。
« サロン情報リストの追加/更新サロン(2/19) | トップページ | サロン情報リストの追加/更新サロン(2/20) »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 今月のWindows Updateはトラブル続き(2012.05.16)
- 【サイト改竄報告】久しぶりに新たな改竄サイト確認(2012.02.18)
- twitterでつぶやけないトラブル⇒CosoTwを試す(2012.02.16)
- 中古のThinkPad T61購入もトラブル続出、しかし返品せず今も手元に(2011.11.29)
- アンチウィルスソフトまたまた誤検出!(2011.07.03)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502126/50920817
この記事へのトラックバック一覧です: Googleペナルティ(インデックス削除)騒動記:
» 気になった記事(20110228) [ほほほのほ]
[続きを読む]
« サロン情報リストの追加/更新サロン(2/19) | トップページ | サロン情報リストの追加/更新サロン(2/20) »

コメント