SaaSの問題点~その後(2)
ここ数ヶ月、@niftyはココログやメールサービスで仕様変更を繰り返している。@niftyのサービスもネットワーク型システムなので、今回は@niftyの仕様変更により生じた問題点について考えてみたい。
このブログでも指摘してきたことだが、@niftyは利用者を無視して仕様改悪を行っている。
この後も仕様変更を繰り返し、利用者から反発を買っているものもあるようだが、特に問題なのはココログ管理画面が暗号化されなくなった点である。@niftyは問題ないと回答しているが、少なくともコントロールパネルから@nifty IDやメールアドレスなどの個人情報が漏洩する危険性がある(情報流出の危険)。
にもかかわらず@niftyが選択肢を用意していないため利用者は否応なくこの仕様を受け入れざるを得ない(自動更新の陥穽)。その上、不安を感じた利用者からの問合せに対しても根拠を示すことなく安全と繰り返すだけで改善する姿勢はなく、かといって数百ページに及ぶブログ記事を他のサービスに移行するのは容易ではない(立場の弱い利用者)。
さらにトラブルによるサービス停止も珍しくなく(高いサービス中断可能性)、ココログログインに失敗することもしばしばで(不安定なレスポンス)、これは再入力時にクリップボードに保存されているパスワードを使ってログインできるのでシステム側の問題なのは明らかだ。
このように、@niftyのように歴史もあり多くの利用者を抱えるシステムでさえこの程度のレベルでしかなく、ネットワーク型システムを安定して安全に利用するためには、それなりの費用をかけなければならないということがわかる。そのような高額なサービスを一般のサロンが利用することなど無理な話だ。
尚、今回の仕様変更で新たな問題点が見つかった。それは経路の問題で、送受されるデータの暗号化が行われないと、情報漏洩に繋がると言うことだ。ココログでは公にすることが前提の記事が対象だったが、サロン向けシステムでは顧客情報がネットワーク上を平文のまま流れているという恐ろしい事態も考えられる。ネットワーク型システムを利用しているサロンには、この点を十分確認していただきたいものだ。
ただし、問合せに対し満足できる回答が得られるとは限らない。セキュリティなどを理由に暗号化しているかどうかさえ回答しないようだと要注意で、この場合、まず暗号化していないだろう。@niftyの場合、こちらは暗号化しているかどうかを確認したいだけなのに(暗号化の方法は問わず、単にイエスかノーかだけ)、セキュリティを理由に回答しなかった。そして実際に暗号化していなかったわけだ(単にgzipで圧縮していただけ)。オープンにできないのは後ろめたいことがあるからで、もしも回答を拒むようなら、直ちに他のシステムへの移行を検討すべきだろう。

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